株式会社力丸 代表取締役 中尾隆 様

【会社情報】

株式会社力丸
代表取締役 中尾隆
営業部長 浦本亘

現在、兵庫県でラーメン、うどん業態を中心に9店舗を展開中。
「人と食の絆づくり」を理念に掲げ、社員やアルバイト教育にも力を入れている。

URL:https://rikimaru-kobe.jp/index.html


導入に至った経緯または目的について教えてください

 1番大きな目的としては、現在の副店長や社員など、次世代店長の育成です。

現在9店舗あるのですが、今後の店舗展開を考えた時に実際にやりながら覚えていく部分と正しい知識を学んで、それに基づいて行動して成功体験を積んでいく部分の両方が必要だと感じていました。経営陣は外に出て教育知識や情報を得る機会はありますが、現場の店長が自分の休みを使って外部のセミナーに行ったり勉強をしてインプットアウトプットをするというのは現場が忙しい中だとなかなか難しいのが現状です。やはり1回セミナーに行ったとしても劇的に能力が上がるというわけでもないですし、大学受験のように積み重ねたのちに気がつけば国公立大学に合格しているというような状態を作り出すためには、たくさんのコンテンツが手に学べるこれマネで知識の部分を強化していくことにしました。

導入前の目的や課題はどのようなものがありましたか?

 現在の店舗では、現場のオペレーションいわゆる作業の部分は教育できていたのですが、マネジメントや、店舗をどの方向に向けてチーム一丸となって進めていくかなどの、目に見えない部分の指標がなく店長によりけりになっていたのが課題でした。

現在はどのような使い方をしてくださっていますか?

 週1回の店舗ミーティングの際に「これからの飲食店マネジメントの教科書」を1日目から順番に見ていく時間を作っています。

みんなで動画をみて1人がアウトプットするよう感じでミーテイング前のアイスブレイクで使っています。週1回なので月に4本~5本のペースで進んでいきます。また毎月第一水曜日に約45分程度の社内勉強会を行っています。内容としては「これからの時代の飲食店数字の教科書」の動画を全員で見て、そこからチームに分かれてディスカッションをして発表したり、自社の数字をあてはめて店舗ごとに数字を出してみるワークのような使い方をしています。

例えば、目標や予算は決まっていても、実際にその予算はまだまだ上を目指して行く必要があるのか、もしくは現状でMAXの予算なのかなど、リアルな数字に触れるきっかけを作っています。

導入後の変化や効果はありましたか?

 1番の変化は数字を意識するようになったことですね。

今までは数字の部分を伝えても、あまりピンと来ていない感じだったのですが、普段から簡単な計算や数字に触れることによって、彼らにとって数字がリアルなものになってきたように感じます。特に今はエネルギーコストや原価が高くなっていたり、コロナ前と変わって来ている部分もあるので、数字を意識するようになったのはすごく大きな変化ですね。

例えば、人員に余裕がある時はきちんと現場の状況を確認した上でアルバイトに早く上がってもらうように社員自ら動いてくれるようになったり、小さな積み重ねですが実際に数字としても効果が出てきています。

今後の活用計画などがあればお伺いしてもいいですか?

 今後はまず全ての動画を通して見ていくというのが最優先ですね。

季節的に食中毒に気を付けないといけない時は、食中毒についての動画や衛生管理の動画を挟んだりもしていく予定です。
これマネ理解度チェックテストのようなものがあれば是非使いたいです!

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