飲食店禁煙コンサルタント

屋内完全禁煙飲食店を応援する医学研究者
大阪医科薬科大学総合医学研究センター医療統計室　室長・准教授
屋内完全禁煙の美味しい飲食店を応援する会「ケムラン」代表
日本がん予防学会理事
日本がん登録協議会理事
日本計算機統計学会理事

大阪大学医学部保健学科を卒業後、同大学大学院にて修士・博士課程にて、がんのデータを患者、家族、医療従事者の意思決定に活用してもらえるようにしたいと保健統計・疫学研究に取り組む。2006-2007年にロンドン大学衛生学熱帯医学校に留学し、レストラン・パブの禁煙化の法律により、クリーンな飲食店の環境への変化を目の当たりにする。

職場環境による発がんリスクを高める受動喫煙の問題を意識し、日本において、法律導入前から禁煙にして頑張ってくれている飲食店を応援したいという思いから2015年屋内完全禁煙の美味しい飲食店を応援する会「ケムラン」を始める。有志による特派員制度により現在200名の市民ボランティアにより、1000店舗以上の屋内完全禁煙飲食店がサイトに登録されている。

住むだけで健康になれるまちづくり、がんになっても安心して暮らせる働ける環境づくりを研究テーマに、市民参加型のヘルスプロモーション活動としてのケムラン活動を実践中。

厚生労働省の研究班において、飲食店の禁煙化の効果について、経済面、従業員、利用者これ満足度の視点から検討している。

喫煙可能店から禁煙店に移行した店舗への訪問、聞き取り調査の経験を活かし、働く人の健康を守るという健康経営の視点を持つ飲食店づくりに貢献したい。

ケムランという屋内完全禁煙の美味しい飲食店を紹介するウェブサイト
https://quemlin.comを運営。
この活動をしながら、禁煙に踏み切りたいけど悩んでいる飲食店さんを後押ししたい。