Glory株式会社 代表取締役 塩川丈二 様

【会社情報】

Glory株式会社

代表取締役塩川丈二

現在、静岡県でダイニングバー、イタリアンバル、沖縄居酒屋などを展開中。
「社員全員が経営者になろう」という目標のもと教育にも力を入れている。

URL:

Dining&Bar Stay Gold
https://www.hotpepper.jp/strJ001038418/

イタリアンバル ステイゴールド
https://www.hotpepper.jp/strJ001238877/

沖縄居酒屋 侍ちゃんぷる 清水店
https://www.hotpepper.jp/strJ000861800/


導入に至った経緯または目的について教えてください

 5年ほど前に知り合いに誘われて飲食店マネジメントの教科書を読んで面白かったというのが始まりです。

そこから東京の方の勉強会にオブザーバーとして参加させてもらいました。それがめちゃくちゃ面白くて使い始めました。もう一つは個人的にコンサルを始めてみたいという気持ちもありました。

導入前の課題はどのようなものがありましたか?

 大きな課題として、社員が後輩や部下に対しての指導方法がわからない、コミュニケーションの取り方がわからないという問題がありました。

30代後半の僕達はThe体育会系で育ってきた世代なので一回りも二回りも年齢が違うメンバーとのギャップを感じていて、このままでは雇用も長く続かない、人も育たないという状況だったのでまず自分達がマネジメント方法を勉強し直す必要がありました。また上の人間だけが経営をしているという構図が出来上がってしまっていたので全員に経営に興味を持って仕事をしてもらうためには飲食のリテラシーを向上させるというのが必須項目でした。

 

コンサルに関しては、正確にはすでにコンサルはスタートしていたのですが、スキームが全くない状態でした。当時は手探りで、感覚でやっている部分をどう具現化、具体化させて、やり方の基盤を整えていくかが課題でした。

現在はどのような使い方をしてくださっていますか?

 導入当初は定休日もなくて頻繁に全員で集まる時間がとれなかったり、飲食店あるあるかもしれないですがパソコンが触れないという問題があったりもしたので、これマネシリーズの本を社員全員に支給して、それぞれの空いた時間で読んでもらいました。

そして月1回の社員会議の際に、現場の課題に対して合うものを本からピックアップしてディスカッションしたり、それを踏まえた上で自分たちはどう動いていくかを話し合って現場のアルバイトに共有してもらうということをやっていました。
やはり1度だけでは身についていかないので同じことでも何度も繰り返し伝えて行こうと社員たちと話し合い進めていくことを意識していました。

やはり5年も経つとみんな本の内容はしっかりと読み込んでくれているので、今までの使い方に合わせて、今は動画や本を使って足りない部分や少し薄れてきている箇所の学び直しなど振り返りの指標として使っています。今は各店にパソコンを1台ずつ置いてあるので困った時は各自動画を見直したりもしています。

色んな動画を見ますが特に「これから飲食店マネジメントの教科書」と「これからの飲食店数字の教科書」をよく使っています。数字の教科書に載っている表を元に自分達に合うように作り変えてそれをベースに会議での数字報告を行っています。月の目標などもその表をベースに社員たちが決めてくれるので正直言うと僕のやることはもうないです(笑)

使い始めてから何か変化や効果はありましたか?

 1番大きく変わったのは、社員全員の飲食のリテラシーが抜群に上がったことです。

特に数字に関しては、ローカルエリアの個店飲食店オーナさんよりも経営ができるんじゃないかというぐらい変わりました。全社員が独立しても大丈夫なぐらいの知識や責任感がつきました。5年かけて習慣化させて当たり前のことに落とし込んでいった結果、当初目指していた「社員全員が経営者になろう」という目標がしっかり達成されました。

これマネ教育DXはみんなが感覚的にやっている部分を言語化して伝えてくれるのでとても助かっています。動画の先生達の話し方や抑揚などもとても参考になっています。

今後の活用方法について教えてください

 最近はコロナも落ち着いてきてやっと新しいことができるようになってきたので、今後は飲食以外の分野でもこれマネ教育DXをベースに自社の社員教育プログラムを作っていこうと考えています。どの業界でもマネジメントの基本は大きくは変わることはないので色んなことに活用していく予定です。

導入事例一覧